歯周病は日本人の国民病といわれるほど、多い病気です。初期にはほとんど自覚症状がないため、来院されたときにはすでに症状が進んでしまっていることも。歯周病は糖尿病など、全身の疾患にも大きな影響を与える恐れがあるため、しっかりと治療し、再発を防ぐためのケアをしていくことが大切です。
歯周病の原因は、歯石やプラーク(歯垢)にいる歯周病菌で、細菌に感染して起こる感染症の一種です。
感染症に対して、医科では化学療法を用いて治療することが第一の選択となります。つまり抗生物質の服用により、細菌を除去するということです。例えば、胃潰瘍の患者さまがピロリ菌に感染していれば、抗生物質を投与して除菌する。これは内科では通常行われている治療です。
であるならば、歯科においても「歯周病って、薬で治せるんじゃない?」という疑問をお持ちの方も多くいらっしゃると思います。
しかし、歯周病は抗生物質の服用だけでは治りません!なぜなら、歯周病菌はバイオフィルムというバリアを張って、抗生物質の浸透しにくい環境を作っているからです。
そのため当院では、歯石やプラークを取り除く処置や、歯周病菌を殺菌する治療を組み合わせて、歯周病を効果的に改善していきます。
当院では歯周病の治療として、以下の5つを取り入れています。
この中の1つか2つを組み合わせた治療は広く行われていますが、当院では患者さまの症状に合わせて、この5つの治療法を組み合わせることで、改善効果を高めています。特にレーザーを使った治療では、出血や痛み、腫れなどを緩和し、治りを早くする効果が期待できます。
「長年、歯周病の治療を続けているけれど、なかなか症状が改善しない」とお悩みの方は、ぜひ一度、当院へご相談ください。
感染症である歯周病の治療は、その原因となる歯周病菌を徹底的に取り除くことで、症状を改善させるものです。
この歯周病菌が住み着いているのが、歯の表面についたプラーク(歯垢)や歯石といった汚れです。歯周病治療の基本としては、歯石やプラークを取り除くことが大切です。
また、歯周病は感染症であると同時に、生活習慣病です。いくら歯のクリーニングをして、一度は症状が改善しても、歯磨きや食生活など基本的な生活習慣を見直していかなければ、やがては再発するリスクが大きいのも特徴です。
そこで当院では、定期的に患者さまにご来院いただいて、歯科衛生士がお口をクリーニング。またご家庭での歯磨きの方法や食生活などについて、指導やアドバイスをしています。
歯科衛生士歴15年以上(※)のベテランを筆頭に、経験の豊富な歯科衛生士が患者さま一人ひとりのライフスタイルに合わせたサポートをしてまいりますので、ぜひ積極的にご利用ください。
(※)2018年現在
歯周病細菌遺伝子検査 | 1回 ¥19,500 |
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Drug-FMD | ¥120,000 |
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エルビウムヤグレーザー併用歯周外科治療(1区域) | ¥18000 |
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エムドゲインゲルによる再生療法 | ¥78,000 |
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ルートカバー | ¥78,000 |
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歯周治療にともなう矯正治療 | ¥210,000~ |
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※金額は全て税込です。
検査器具やレントゲンで、歯周病の進行度合いを調べます。
歯周病がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
効果の高い歯磨きの方法をお教えします。
歯周病の原因となる歯石やプラーク(歯垢)を、専用の器具を使って取り除きます。効果の高い歯磨きの方法をお教えします。
歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。
この度5月15日より診療時間を以下のように変更させていただくことになりました。社会情勢の変化や働き方改革に伴い変更させていただく次第ですのでご不便をおかけすることもあると思いますがよろしくお願いいたします。
平日9:00~18:30
土曜9:00~17:00
平日土曜は昼休13:30~15:00
日・祝9:00~15:00
昼休なし
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ● |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | ● |
午前:9:00~13:30
午後:15:00~18:30
△:土曜は17:00まで
●:日曜・祝日は9:00~15:00
休診日:木曜日